2018年5月11日金曜日

電子申請してみた!

社員の入社・退職をはじめ、様々なタイミングで社会保険などの書類を提出しなければなりません。
幸い、年金事務所は目と鼻の先ですが、一方でハローワークに行くには電車に乗る必要があります。
移動時間や待ち時間がムダですし、ITの会社がITを活用しなくちゃ!ということで、電子申請にチャレンジしてみます。


準備


電子申請はe-Govから行います。
利用にあたっては下記の準備が必要です。

  1. パソコンとブラウザソフトの確認
  2. Javaの確認
  3. 電子証明書の確認
  4. ブラウザの設定確認
  5. 信頼済みのサイトとしての登録確認
  6. e-Gov電子申請用プログラムの確認

2と6はインストール、4と5はIEの設定が必要になりますが、手順にしたがえば問題ありません。

3にはマイナンバーカードを使用します。
このためにマイナンバーカードを作成したのですが、申請から一ヶ月半かかりました。
私が住む市のHPには、「(2~3週間で市にカードが届いた後、)交付するまでに必要な設定作業等を行い、その後、市から交付案内書を発送するまでに1か月程度」と書かれており、本当にその通りでした。それにしても、1か月もかかる設定作業って何なんでしょうね。


いざ申請!


今回は「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届(単記用)」を申請します。
まず、申請者情報などの基本情報を入力します。この情報はファイルに保存することができるので、次回からはそれを読み込めば入力の手間が省けます。

次に、資格喪失届を入力します。
紙の様式と同じレイアウトで表示されるので、入力に迷うことはありません。「入力チェック」で入力漏れがないか確認します。
確認後、ICカードリーダーにマイナンバーカードをセットして、「署名して次へ進む」を押下すると、証明書選択画面が表示されます。


















「ICカード内の証明書」を選択し「読込」を押下すると、PINコード入力画面が表示されます。マイナンバーカード受け取り時に設定したPINコードを入力すると、証明書の表示が変わります。そして「OK」を押下します。

この後は、確認画面で最終確認し、申請するだけで完了です。


ところが


申請から一時間ほど経過したころ、立て続けに3通のメールが届きました。

  • 【e-Gov電子申請システム】連絡事項確認のご連絡
  • 【e-Gov電子申請システム】公文書確認のご連絡
  • 【e-Gov電子申請システム】審査終了のお知らせ

公文書確認とはなんともたいそうですが、差し戻しになったようです。
返戻通知書に記載されている理由を確認すると、

「申請書様式の標題の選択方法に誤りがあります。」

とのこと。
様式上部で「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届」か「厚生年金保険70歳以上被用者不該当届」かの選択ができていないことが原因でした。この3月の両様式統合がシステムに反映されていないのか???これも入力チェックでNGにしてほしいですね。

「健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失届」をきちんと選択し、再申請すると、数日で公文書確認のメールが届き、無事「健康保険・厚生年金保険資格喪失確認通知書」を取得することができました。

またいつか、どこかで。

4 件のコメント:

  1. まさに、初めて電子申請をして同じことをやらかしました。
    入力チェックまでして・・・
    大変な参考になりました。

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    1. コメントありがとうございます!
      なぜこれが入力チェックに含まれないのか不思議ですよね。
      今後も電子申請の流れは進むでしょうが、紙の様式をそのまま表示しているところなど、もっと使い勝手が良くなればなと思っています。

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  2. 私もこれにひっかかりました、さらに電子申請になれていなく、1か月以上気づきませんでした。これで返戻しする理由が分かりませんね、単記式は内容見ればどちらかわかるでしょうに。。。

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    1. コメントありがとうございます!
      やはり皆さん、同じところにひっかかっているんですね。。。

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